セコム鰍ヘ、凶悪強盗を挙動により自動異常検出するセキュリティシステム「インテリジェント非常通報システム」を開発。 9月21日から販売を開始。 「インテリジェント非常通報システム」は、一般事務所・店舗向けの、画像処理、音声処理技術を用いた非常通報システムとしては、日本初(セコム調査)となる画期的な強盗自動検出システム。
警察庁調べによると2009年中の強盗事件の認知件数は4,512件で、2008年中に比べ5.5%増加。 犯罪強要物別にみると、刃物類を使ったケースが全体の35.8%と最も高く、そのほかにも銃器や刀剣類が使われることもあり、凶悪化している。
また、オフィスや店舗、金融機関などで発生している強盗事件は、従業員数が少なくなる閉店間際や深夜に起こることが多いなど、さまざまなケースがあり、従来の強盗対策のセキュリティシステムでは、異常に気づいた職員や店員が警察に通報、セキュリティ会社への非常通報ボタンを押すなど、人による操作が必要であり、状況に応じて訓練どおり操作を行うことができず、通報が被害発生後になってしまうケースもあった。そこで、社員・店員・来客者の安全性の確保ができる、より効果的な防犯対策が求められていた。
セコム鰍ェ開発の「インテリジェント非常通報システム」は、同社が得意とする画像処理技術や音声処理技術を用い、同社のオンライン安全システムと接続することで、操作を必要とせず、強盗の早期自動検知と早期対処を可能にした。
セコム http://www.secom.co.jp/corporate/release/2010/nr_20100831.html 2010年9月6日発信 |