日本コンピュータ・ダイナミクス(株)は、埼玉県内で初となる自転車専用ロッカー「B-box」による駐輪場を、大宮駅西口のSAITAMA
Cycle Station(さいたまサイクルステーション)にオープンした。 近年、ロードバイクなど高価なスポーツ自転車に乗るユーザーが増えているが、同社が2015年3月に実施した利用者アンケート(回答者:自転車イベントに来場した自転車所有者65名)では、「駐輪する場所がない」「駐輪場所での盗難が不安」といった声が多く聞かれた。
同社ではこうした声を受け、大切な自転車を盗難、キズ、イタズラから守り、安心して駐輪することができる自転車専用ロッカー「B-box」を開発し、2015年4月に武蔵境駅前(東京都武蔵野市)の駐輪場で運営を開始している。
今回オープンした「B-box」駐輪場(名称:B-box by ECOPOOL 大宮駅西口)は、自転車のまちづくりを積極的に進めるさいたま市の自転車複合サービス拠点SAITAMA
Cycle Station(さいたまサイクルステーション)内にあり、さいたま市コミュニティサイクルの運営事業者である中央復建コンサルタンツ(株)と共同で運営している。
SAITAMA Cycle Stationでは「B-box」の他に、2013年5月より開始の「さいたま市コミュニティサイクル」をはじめ、クロスバイク&電動アシスト自転車レンタルサービス(1日1,000円)、および自転車関連の情報提供サービスが実施されている(いずれも事業主体は中央復建コンサルタンツ(株))。
同施設のB-box利用者は、さいたま市コミュニティサイクルの定期利用プラン(税込月額2,500円相当)もセットで利用することができる。 ◆B-boxの特長
・1台ごとの個別空間のため、隣の自転車との干渉やイタズラ、盗難を防止する ・標準装備として3個の南京錠が設置されている。 ロッカー内部の鍵と合わせて、最大4つの施錠を行うことができる。(ロッカー内部の鍵は、契約者自身で準備)
・省スペース(0.6×1.1m)での設置が可能で、土地活用やマンション・駐車場など不動産の収益改善にも活用できる。
日本コンピュータ・ダイナミクス(株) http://bbox.ecopool.jp/place.html 2015年10月19日発信 |