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世界唯一のステレオカメラセンサーが人とモノを検知
建設機械の自動ブレーキ実証実験を実施

 コマツサービスエース(株)は、高精度のステレオカメラセンサー「ブラクステール」を用いて、建設機械を自動ブレーキで制御する実証実験を行った。
 実験は、福井県坂井市で建設廃材リサイクル・改良土のプラントを運営する(株)江川組からの要請に基づくもので、プラント内での建設機械と作業員との接触事故防止を支援し、現場の安全性向上を狙いとして、自動車では普及しつつある自動ブレーキ機能を建設機械で実現しようとする取組。

◆自動ブレーキ実証実験
 使用するセンサーは、建設機械用としては現在実用されている製品では世界唯一のステレオカメラによる産業車両用歩行者検知警戒システム「ブラクステール」(仏 arcure社製)で、人(歩行者・作業者)とモノを検知仕分けて警告を発する機能を有する。
 取り付ける建設機械は「コマツWA320-7ホイールローダ」で、江川組プラント内で実際に使用しているもの。
 今回の実験では、後方6m以内の検知エリアで人を検知した場合にのみ、建設機械を自動的に減速させ、安全に停止させるというもので、作業ヤード内で実作業を行うホイールローダの背後に、作業者に模したダミー人形を配置して行った。  実験の結果、センサーは作業者に模したダミー人形を高精度で検知すると供に、ホイールローダが時速20km以下であれば、検知結果に応じてスムーズに停止することが確認された。
 従来のセンサーでは、資材や廃材なども検知してしまうため、建設機械に自動ブレーキ制御を行った場合、障害物が多々ある建設現場では、頻繁に自動ブレーキが作動し、作業に支障をきたすことから、実用には向いていなかった。
 今回使用したセンサーは人とモノを検知仕分けることができ、人との接触リスクが高い場合にのみ、自動ブレーキをかけることができるため、これにより人や資材が混在する建設現場や作業現場での建設機械の自動ブレーキ制御の実用化が可能となった。
 両社は、この実験結果を踏まえ、今後試用を重ね、天候や作業環境の変化による影響や作業状況での動作を確認し、実装に向け運用手順の確認やチューニングを行う。
 建設機械での自動ブレーキは、大型鉱山機械では一部運用されているが、人とモノが混在する一般的な建設現場で稼働する汎用建設機械での試用は国内初となる。

コマツサービスエース(株)
TEL 0776-38-8200

http://www.eureka-sol.com/products/blaxtair-kenki

2016年7月11日発信

 
 
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